ニチハが目指すビジネスモデル

  1. 自らの企業活動における温室効果ガス削減への取り組み
    • 生産工場におけるCO2排出量削減に向けた取り組みや、エネルギー原単位の見直しによる省エネルギー活動を実施していきます。
    • 国内クレジット制度によるCO2排出量削減事業を実施していきます。
  2. 製品を介したお客様のカーボンオフセット活動の支援
    • 国が本格的に推進する間伐材並びに未利用森林資源の利用拡大によるCO2の吸収・固定化に合わせたビジネスモデルの実現を目ざします。
    • 環境省が推進するJ-VER制度によりクレジットが発行された木材チップを原料とする製品の開発・生産・販売を行い、これらの製品を介してお客様のカーボンオフセット活動を支援します。

自らの企業活動における温室効果ガス削減への取り組み

 ニチハグループは、従来、環境負荷低減への取り組みを企業経営の重要なテーマと位置づけ、国や地方自治体の政策動向に合わせ、グループ全体で環境施策に注力してまいりました。一昨年より、ニチハおよびグループ会社の生産工場から排出するCO2を大幅に削減する施策の一つとしてクリーンエネルギーへの燃料転換を推進し、2008年度には、ニチハマテックス習志野工場において、ボイラー燃料を灯油から都市ガスに転換することで年間894トンのCO2排出量削減を達成いたしました。
 また、2010年は、ニチハいわき工場においてもA重油からLNGサテライト設備導入により高効率ガスへの燃料転換を実施し、計画として 6,200トンのCO2排出削減を目標にしています。
 ニチハグループでは、今後もクリーンエネルギーへの燃料転換をはじめとする様々な手法を試み、温室効果ガスの排出量削減に取り組んでまいります。

業界初「国内クレジット制度」の事業承認を取得

環境配慮型企業として国内排出権事業で業界をリード

ニチハグループは、2011年1月27日にニチハマテックス(株)習志野工場で業界初の国内クレジット制度の事業承認を取得し、オリックス(株)を共同実施者とした CO2の排出削減事業を開始します。
また、ニチハ(株) いわき工場でも、今夏以降に国内クレジット制度の事業承認申請を計画しており、国内排出権事業で業界をリードし、本格的に環境施策に着手する予定です。

新たな事業の内容等

 さらに、製品に関する環境施策として環境省が推進するJ-VER制度によりクレジットが発行された木材チップを原料に使用することを検討しております。ニチハグループは、今までも木質系繊維混入セメントけい酸カルシウム板を製造する際に、国産の木材チップのみを使用してまいりました。また、一昨年より率先して間伐材の利用を始めており、この間伐材の利用が森林におけるCO2吸収促進に寄与するのみならず、木材の生長過程で吸収したCO2を製品内に取り込み、長期的に固定できることから、国が推進する環境政策に適合したビジネスモデルとして他社にはない特徴を有しています。
 そこで、現在カーボンオフセットを題材に、これら当社グループ製品を使用することで、カーボンオフセットハウス®と称して各家庭や事業所から排出されるCO2の一部をオフセットしたり、自動車用内装下地材として生産している国産の木材チップのみを使用したハードボード(硬質繊維板)においても、オフセットカー®と称して自動車利用によって発生する排ガス中のCO2を一部オフセットすることができる仕組みづくりを計画しております。

<本件に対するお問い合わせ先>
ニチハ株式会社 経営企画部執行役員 吉田康則  TEL 03−5205−3911