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まず、既存の外壁材をはがします。残材の処分は必要になりますが、まるで人間ドックのように下地や断熱材の状態が直接確認できるので、安心感は高まります。土台や柱が腐っていたり、シロアリの被害にあって下地がボロボロになっている場合は、補修という名の外科的処置が必要ですが、その後は安心して暮らせます。

フタを開けてビックリ!土台や柱が腐っていたり、シロアリの被害が
外面上は何ら悪い症状のない外壁でも、いったんはがしてみると、土台や柱までシロアリの被害にあっていた、なんてことが意外に多いものです。わが家は大丈夫と思いこまず、下地状態はしっかり確認しましょう。

下地材や土台、柱がボロボロ

悪いところはきちんと補修
耐震補強には、地震の「揺れ」に対する補強と、柱などの「引き抜き」に対する補強があります。揺れに対しては、新たに構造用合板などの耐力面材を張って「面」で抑えます。また、引き抜きに対しては、「ARSロープ」や「ホールダウン金物」などで緊結することで接合部の強度を高め、柱の抜けを防ぎます。


筋交いの固定(柱頭部)

柱脚部の固定(ARSロープ)

ホールダウン金物

筋交いの固定(柱脚部)
柱と柱の間、土台や梁の間に筋交いを入れた壁や、構造用合板をクギで打ち付けた壁などを、総称して耐力壁といいます。こうした耐力面材を新しく張ることで、耐震性はグンと高まります。耐力面材には、構造用合板やパーティクルボードなどさまざまな種類があり、筋交いと組み合わせて使えばさらに耐震性はアップします。
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耐力面材で耐震性をアップ
最後にお好みのニチハのサイディングを張っていきます。2~3種類を使ってセンスよく張り分けたり、幕板や妻飾りなどのお洒落な装飾部材を使って個性的な住まいを演出したり、ニチハなら思いのままです。まるで新築!のような新鮮さと、リフォーム前には感じられなかった誇らしさを実感すること請け合いです。

新築のような外観に変身
重ね張り工法とは、既存の外壁の上に新たにサイディングを重ね張りすること。既存壁をそのまま活用できるので、残材を処分する必要もなく、さらに外壁が二重になることで断熱性や耐震性などの性能面でも優れた特徴を発揮します。ただし、既存壁はもちろん、構造材の健康状態をきちんと把握することが大切です。

通常のサイディング施工で使用される部材を使い既存壁の強さを測定
胴縁と既存の外壁に、ビス径よりもひと回り大きな先孔を開けます(先孔は土台・柱には開けません)。胴縁留め付け用ビスを専用治具と先孔に通して柱や土台に留め付け、専用治具を引き起こします。次に、専用治具の孔に付属のフックを引っかけ、バール(釘抜き)でビスを引き抜くように引っ張り、専用治具が切れたら耐力は十分。専用治具が切れずにビスが抜けたら張り替え工法を。

目視調査の様子

専用治具が切れたら既存壁の
耐力は十分

既存壁のヒビ割れなどは新たに補修します。
既存壁に新しいサイディングを張り付ける前に、既存壁の弱っている部分を直します。たとえば、モルタル壁にヒビ割れがある場合は、防水補修が必要です。ヒビ割れ箇所を弾性パテ材やシーリング材などで補修します。必要に応じて、透湿防水シートを張って防水します。
