1956年、木材の端材を有効利用したハードボードメーカーとして誕生したニチハは創業以来、創造開発型企業として、時代のニーズに応えた製品を開発提供してきました。 現在も、これからも、環境との共生、建物のロングライフ化の実現を目指して新たな取り組みを続けていきます。
2020年4月
ニチハ株式会社
環境経営者
大切な地球環境を守り、次世代に受け継いでいくために。ニチハでは、環境への負荷を減らす製品・技術の開発を通して建物のロングライフ化や性能向上をすすめ、循環型社会の実現を目指します。
横浜市は、温暖化対策で目指すゴール「Zero Carbon Yokohama(ゼロ・カーボン・ヨコハマ)」の取り組みのひとつとして、平成30年7月より大規模国際スポーツイベントへ向けた「横浜カーボンオフセットプロジェクト」に取り組んでおられます。
ニチハは、横浜市がプロジェクトの一環として実施した「ラグビーワールドカップ2019™」で開催中に排出された二酸化炭素 約308t-CO2※のカーボンオフセットを、事業者部門として協力しました。
※横浜市開催試合分のみ対象(横浜市が独自に算出)
ニチハは森林・林業・木材産業関係6団体で設立された「国産材を活用し日本の森林を守る運動推進協議会」の「日本の森林を守るために共に行動する企業」に認定されました。次世代に向けて健全な森林を引き継いでいくため、国産材の優先的な利活用に取り組み、具体的な行動を起こす企業に対して与えられます。
ニチハは今後も、同協議会とともに国産材のさらなる活用促進に向けて、「伐って、使って、森林を守る」活動を推進していきます。
ニチハは愛知県主催の「2018愛知環境賞」において「国産材を利用した外壁材による低炭素化活動とそのリサイクルシステムについて」で銅賞を受賞しました。 「愛知環境賞」とは、資源の循環や環境負荷の低減において優れた取り組みを行っている企業・団体等に対して表彰されるものです。
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ニチハは新たに『木づかい運動』参画に向け、該当するモエンエクセラード、モエンサイディングWを登録しました。
木づかい運動とは…
2005年度から林野庁が取り組み始めた運動。国産材の積極的な利用を通じて山林を活性化し、CO2を十分に吸収する健全な森林づくりを進めようとしています。
COOL、モエンエクセラード、センチュリー耐火野地板が「国産材マーク」使用許諾製品に認定されました
モエンエクセラードとセンチュリー耐火野地板は、一般社団法人 全国木材組合連合会より製品本体に含まれる国産木材を体積比率50%以上使用した製品として認定されました。
●50%以上 COOL、モエンエクセラード、モエンサイディングW
※品番末尾「G」及び「T」付きの商品につきましては「国産材マーク」使用許諾対象外となります。
●60%以上 センチュリー耐火野地板18㎜(無塗装品、塗装品、まげのじくん)
●70%以上 センチュリー耐火野地板25㎜(無塗装品、まげのじくん)、ベランダくん(12・18㎜品)
モエンサイディングはCASBEE®戸建(新築)の評価基準項目でポイントを得ることが可能な外壁材です。
「CASBEE®」(建築環境総合性能評価システム)とは、建築物の環境性能を評価しランク付けする、日本独自の環境性能評価システムです。この評価システムは、省エネや省資源・リサイクル性能といった環境への負荷を削減する配慮や、その建築物の室内の快適性や景観への配慮といった環境品質や環境性能を、総合的に評価するシステムとして、2001年から(一財)建築環境・省エネルギー機構内に設置された委員会において開発が進められてきました。
「CASBEE®」は、昨今の地球温暖化問題と相まって社会的意識の高まる「持続可能な社会」を構築するために使用するツールとして、徐々に注目されるようになっています。ニチハのモエンサイディングは「サスティナブル建材」として、戸建住宅の評価基準であるCASBEE®戸建(新築)の評価基準のうち、下記PDF記載の項目でポイントを得ることが可能な外壁材となっています。
※「CASBEE®」は、(一財)建築環境・省エネルギー機構の登録商標です。当社は、使用許諾に基づき使用しています。