2025.09.19

白い家に住みたい!メリット・デメリットと外観をおしゃれに彩る白いサイディング外壁の事例

白い家は見た目に明るく開放的な印象を与えてくれるだけでなく、外観も幅広いデザインスタイルに合わせやすいので人気があります。本記事ではそのような白い外壁のメリット・デメリットから、実際に施工されているおすすめのサイディング商品まで詳しくご紹介します。
後悔しない計画を立てるためのポイントも解説しますので、理想の「おしゃれな白い家」作りにぜひご活用ください。

おしゃれな外壁の施工例は、下記の記事でもご覧になれます。

⇒「サイディングを使ったおしゃれな外壁が見たい!「NICHIHA SIDING AWARD 2024」受賞作からインスピレーションを得よう!

「白い家」は外観がおしゃれ!|メリットとは

白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/848

ここでは外観が白い家のメリットについて詳しく解説します。住宅計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

●外観が明るく・大きく見える
白い外壁は光をよく反射するため、家全体が明るく清潔感のある印象になります。日当たりが限られた立地でも外観がぱっと華やぎ、開放感を演出できるのが特徴です。

また、膨張色の効果で建物が実際より大きく見えるのも魅力です。コンパクトな住宅でも存在感を高めることができるため、狭小地や都市部の家にも適しています。

●幅広いデザインスタイルに対応可能
白はどのような色や素材とも相性が良く、シンプルモダン、ナチュラル、北欧風、リゾート風など、幅広いデザインに対応できます。サッシや玄関ドアの色、木目やタイルなどの素材との組み合わせ次第で、個性的な外観に変えることも可能です。

このように、白い外壁のメリットは流行に左右されにくく、リフォームや外構の変更時にも柔軟に対応できることです。色選びに迷っている方や飽きることなく長期にわたって住みたい方にとって、白は安心感のある選択肢といえます。

白い家のおしゃれな施工例|商品紹介

ここでは、外観が白い家のおしゃれな施工例をご紹介します。具体的な使用製品もまとめていますので、外構計画の参考にしてみてください。

●美術館のような白い家
白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/862

均整の取れたフォルムと上質な白が調和し、まるで美術館のような佇まいの住宅です。職人技で仕上げたような細かい凹凸のあるテクスチャーが光の陰影を柔らかく映し出し、シンプルながらも品格のある仕上がりで、街並みに映える存在感が魅力的です。

【外壁材】モエンエクセラード16 しぶきV/プラムMGバニラホワイトⅡ

●海沿いのサーファーズハウス
白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/540

こちらの事例は、海沿いの暮らしにぴったりな外観となっています。白い壁面が海の青や空の色を引き立て、木目調のアクセントがリゾート感を演出しているのが特徴です。開放的な立地に映えるデザインで、爽やかさと温もりが共存しています。

【外壁材】
モエンエクセラード16 フラットウォール/アグレアMGピュアホワイト
モエンサイディングS18 よろい4段木目調/ティントMGベージュ

●木目×フェンスのコーディネートが素敵な白い家
白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/374

白をベースに木目の軒天と植栽のフェンスを組み合わせた外観となっています。白い外壁が植栽の緑を引き立て、軒天とのコントラストが住まい全体を引き締めているのが魅力です。街並みにやさしく溶け込むデザインはプライバシーを守りつつ、居心地の良い雰囲気を演出してくれます。

【外壁材】モエンエクセラード16 セレンシアルGS/エルフィンMGクリアホワイト

●異素材の白い外壁を美しく組み合わせた家
白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/822

こちらは異なる素材の外壁材を組み合わせて立体感あふれる外観を実現した事例です。シンプルな配色ながら波型の表面が特徴的な外壁材で、洗練された印象をもたらします。また、見る角度によって雰囲気が変化するのも魅力です。

【外壁材】
センターサイディング ST型センターストライプU/ジェニュインホワイト
モエンエクセラード16 モナビストーンV/フローMGクリアホワイト

おしゃれな外壁の施工例は、下記の記事でもご覧になれます。
⇒「サイディングを使ったおしゃれな外壁が見たい!「NICHIHA SIDING AWARD 2024」受賞作からインスピレーションを得よう!

白い家でよくある後悔・デメリット

白い家

ここでは、白い家でよくある後悔やデメリットについて解説します。

●汚れが目立ちやすい
白い外壁には美しい反面、砂ぼこりや排出ガス、雨だれなどの汚れが目立ちやすいという難点があります。特に交通量の多い道路沿いや海沿いでは汚れが付着しやすく、定期的な洗浄やメンテナンスが必要となります。

おすすめの対策は、防汚性能の高いセルフクリーニング機能を持つ外壁材を選んだり、軒の出を深くするなど、風雨による汚れの付着を軽減させる工夫を取り入れることで、美しい状態を長く保つことができます。

●見え方が昼夜で異なる
白は光の影響を強く受ける色なので、昼間は明るく爽やかな印象でも、夕方や夜間は照明や周囲の色に左右されます。場合によっては冷たい感じがしたり、存在感が薄れたりすることもあります。

そのため、外構や照明計画を工夫して夜でも魅力的に見えるようにすることをおすすめします。時間帯を問わずに見栄えのする外構を計画することで、住まいに対する満足度を高めましょう。

●単調なデザインになる場合も
白一色の外壁には清潔感がありますが、色や素材の変化がないと平坦で単調に見えがちです。特に壁面が広いとのっぺりした印象になりやすいため、木目やタイルなどによるアクセントや、外構との組み合わせで立体感を持たせることが重要です。

また、窓枠や玄関ドア、屋根の色とのバランスを意識することで、白の美しさを活かしつつ奥行きのあるデザインが実現します。

●照り返しのまぶしさに注意
白は光の反射率が高いため、日差しの強い日や夏場には照り返しが強くなり、まぶしさや熱気がより感じやすくなります。例えば、隣家や道路に面した場所では、周囲への影響にも考慮が必要です。

こうしたことへの具体的な対策としては、日射をやわらげる庇やルーバー、植栽のほか、やや柔らかい色味の白を選び、反射を抑えながら明るさを保つのがおすすめです。

白い家の計画ポイント

白い家

https://www.nichiha.co.jp/works/residential/790

ここでは白い家をワンランクアップさせるための計画ポイントを解説します。白はシンプルで単調になりがちなので、一工夫しておしゃれに演出しましょう。

●外構に合わせてコーディネートする
白い家をより引き立てるには、外構との統一感が重要です。フェンスや門柱、アプローチ、植栽などを外壁の雰囲気に合わせると、全体にまとまりが生まれます。

また、シンプルな白い外壁には天然石や植栽などが相性抜群です。外構計画を同時に進めることで完成後の「物足りない…」という後悔を防ぎ、住まい全体が一体感のある美しい仕上がりになります。

●木目や違う色を組み合わせる
白一色の外壁は清潔感がある一方で、単調に見えやすいのがデメリットです。

そのため、玄関まわりやバルコニー部分を木目調にする、窓枠や屋根をダークカラーにするなど、部分的なアクセントを取り入れるのがおすすめです。少し工夫するだけでも印象が大きく変わるので、木目や異なる色を組み合わせて立体感や温かみをプラスしましょう。

●照明でライトアップする
白い外壁の美しさを活かす際は、夜間の照明計画もポイントです。外壁をライトアップすることにより、昼間とは異なる雰囲気を楽しめるだけでなく、防犯性の向上にもつながります。

具体的には外壁や植栽を下から照らすアッパーライト、玄関周りを柔らかく照らす間接照明などを組み合わせれば、立体感と高級感が生まれます。色温度や照明の配置を工夫し、必要に応じてタイマーやセンサーを組み合わせると便利です。

まとめ

白い家は明るく開放的な印象や、幅広いデザインへの対応など、多くの魅力を備えています。ただ、一方では汚れやすさや照り返し、単調さなどのデメリットもあるため、外構や素材の組み合わせ、照明計画などで工夫することが大切です。

本記事で紹介した施工例や計画ポイントを参考にして、白という色が持つ美しさを最大限に活かしつつ、個性と機能性を両立した理想の住まいを実現してみてはいかがでしょうか。

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