
2026.01.30
外壁材(サイディング)の種類にはどんなものがある? 機能も考慮したおしゃれな外壁材選び
長期にわたってマイホームを守るだけでなく、家の外観であるファサードにも大きな影響を与えるのが外壁。
そんな外壁にデザイン性と機能性の両方を持たせることができれば、自分好みの空間ができて長く安心して暮らせることでしょう。
現在、新築戸建て住宅の外壁として最も普及しているのが、工場で生産された外壁材(サイディング)です。
そこで、この記事では外壁に最も多く使われている外壁材(サイディング)の種類・デザイン・機能を紹介します。
ニチハのおしゃれな外壁材もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
記事の最後にクイズもありますので、この記事を読んで答えてみてくださいね。
外装の色を決めるときのポイントに関しては下記の記事もご参照ください。 ⇒「外壁の色を決めるときのポイントは? 人気の色やコーディネートも紹介!」
また、サイディングを使ったおしゃれな外壁が見られる「NICHIHA SIDING AWARD」の詳細は下記の記事をご覧ください。
⇒「サイディングを使ったおしゃれな外壁が見たい!「NICHIHA SIDING AWARD 2024」受賞作からインスピレーションを得よう!」
外壁材(サイディング)の種類
外壁材(サイディング)の種類には、窯業系・金属系・樹脂系・木質系の4つがあります。
●窯業系サイディング
窯業(ようぎょう)系サイディングは繊維などを混ぜたセメントを板状に成型した外壁材です。
現在、全体の80%を超える新築戸建て住宅で使われており、デザイン・機能面で豊富なラインナップが揃っています。
人気の理由は優れた耐久性とコストパフォーマンスの高さにあります。
●金属系サイディング
金属系サイディングはガルバリウムやアルミなどの金属板に、断熱性を有するウレタンなどが裏打ちしてある外壁材です。
特徴は金属特有のモダンでシャープな外観で、工場生産のため均一に美しく仕上がります。
ひび割れ・凍害の恐れがないことに加え、建物の軽量化による耐震性の向上がメリットです。
金属系サイディングについては下記の記事をご覧ください。
⇒「外壁の種類のひとつ、金属サイディングとはどんなもの? その特徴と魅力に迫る」
●樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂を使った非常に軽量で耐久性の高い外壁材です。
北米では広く使われており、日本でも近年注目されています。
メリットは耐久性に優れているため、メンテナンスの手間が少ないことです。
凍害や塩害に強いので寒い地域や海の近くにもおすすめです。
●木質系サイディング
木質サイディングは木の板材を表面加工し、耐火性や耐虫性などを向上させており、防腐、防蟻処理も施してある外壁材です。
自然木ならではの温もりを感じられるデザインが魅力です。
外壁材のデザイン
ここまでは外壁材の種類について解説しました。ここからは外壁材のデザインについて説明します。
金属や木などが持つ特有の雰囲気を生かしたい場合は、それらを素材に使ったサイディングがぴったりです。
一方、表面の凹凸加工や多彩な色使いなど、デザインにこだわりたいという場合は、ラインナップの豊富な窯業系サイディングがおすすめです。窯業系サイディングのデザインを紹介します。
●木目調
モエンエクセラード16 オペリアシリーズ「バウンティウッド」
本物の木が持つ温もりの演出には木質系サイディングが有効ですが、メンテナンスやコストの負担が大きいという難点もあります。
木目調の窯業系サイディングは、そんなときにおすすめの外壁材です。
●タイル調
モエンエクセラード16 オペリアシリーズ「パルムボーダー調」
窯業系サイディングは高級感を演出するタイルも表現できます。タイル調のデザインは、本物のタイルのように多彩な表情を演出し、洋風の外観にもよく合います。
また、好みに合わせて、目地の太さ、色合い、表面の素材感などを選べます。
●石目調
モエンエクセラード16 オペリアシリーズ「セコラストーン」
天然石のように上質な素材感で落ち着いた雰囲気を演出できるのが石目調です。
本物の石は重量があるので、耐震性を確保するためのコストが発生するというデメリットがあります。
石目調の窯業系サイディングを採用すれば、コストを抑えながらも天然石の雰囲気が楽しめます。
ライトアップや日光による見え方の違いもご紹介しています。ニチハ公式Instagram「アクセントは絶対コレ! 大人気の石柄で高見え外観!」もぜひご覧ください。
●レンガ調
モエンエクセラード16 オペリアシリーズ「ビローネブリック調」
ヨーロッパで見られるレンガ造のように、格調高いマイホームにしたい場合は、レンガ調のデザインがおすすめです。
また、歳月を経たレンガ特有の深みのある風合いを持つ製品は、庭にもおしゃれな雰囲気を演出してくれます。
レンガ調の特徴的なデザインはガーデニングが好きな方にぴったりです。
●無地調
COOL「メモリア」
無地調は、落ち着いた色を揃えることで大人っぽい雰囲気にしたり、異なる色の組み合わせでポップなデザインにしたりと、配置やカラーリング次第で多彩な表情をつくり出すことができます。
無地調のデザインはシンプルだからこそセンスが光るといえるでしょう。
外壁デザインの印象を決定づける目地の種類
外壁の美しさを語るうえで欠かせないのが、材料の継ぎ目である「目地」のデザインです。目地の通し方ひとつで壁面に視覚的なリズムが生まれ、住まい全体の印象もガラリと変わります。
●目地の役割と外観への影響
目地には、建物の動きを吸収するという機能面での役割があります。視覚的には、壁面にできる「ライン」ですが、目地に規則性を持たせることで、装飾効果がもたらされます。
・ウマ目地―縦方向のリズムでシャープな印象に
目地を1段ごとに半分ずつずらして配置する工法です。レンガ積みのようなリズムが生まれ、どこか懐かしくもシャープな表情を与えます。
ニチハ公式Instagramの「ウマ張り施工の住宅外観7選」もぜひご覧ください。
・イモ目地―上下を揃えた落ち着きのある表情
縦の目地を一直線に通す配置です。グリッド(格子)が整然と並ぶので清潔感があり、その美しさがスタイリッシュで落ち着いたモダンな空間に馴染みます。
継ぎ目の目立たないサイディングで外壁をよりおしゃれにする方法を事例とともに紹介しています。
⇒「外壁をおしゃれでキレイな仕上がりにしたい! 継ぎ目の目地が目立ちにくい壁とは?」
●外壁デザインにこだわるなら考えるべき施工方法
外壁の仕上げ方法は、大きく2つに分けて「大壁仕上げ」と「真壁仕上げ」があります。外観デザインに大きな影響を与える仕上げ方法の違いについて、知っておきましょう。
・大壁(おおかべ)仕上げとは?
壁材で柱をすべて覆い隠す「大壁(読み方:おおかべ)仕上げ」は、外壁・内装ともに現代の住宅では主流のスタイルとなっています。施工が容易であり、どんなスタイルの外観とも調和する仕上げ方法です。
・真壁(しんかべ)仕上げとは?

真壁(読み方:しんかべ)仕上げは柱や梁を見せる構造で、和風の木造家屋によく見られる日本の伝統的な工法です。現代においては、主に和室の内壁などで採用されています。漆喰の壁や土壁などを用いてつくられることが多く、自然の質感が感じられる趣のあるデザインにできます。
塗り壁の味わいある外壁を、乾式工法の窯業系サイディングと組み合わせて実現させる、ニチハの「モエン大壁工法」は下記の記事で詳細をご覧ください。
⇒「塗り壁の外壁にはどんな種類がある? 土壁、漆喰、モルタル、ジョリパット……サイディングと塗り壁のいいとこ取りの外壁も!」
ニチハ公式Instagramの「揺るぎない人気 大壁仕上げの住宅外観6選」もぜひご覧ください。
外壁材(サイディング)に求められる機能
美しいデザインを長く楽しむには、優れた機能が不可欠です。
ここでは、美しい外壁の保持に役立つ機能を紹介します。
その他の機能については、この記事の最後に紹介するリンクをご参照ください。
●高耐久性
長期にわたる使用で変色・褪色を抑えるために必要なのが耐久性です。
外壁の耐久性を高める方法としては、外壁材表面への高耐候性塗料の塗布などがあり、製品によっては長期保証に対応しています。
●セルフクリーニング
セルフクリーニング(マイクロガード)というのは、空気中に漂う水の分子を取り込んで、外壁表面に薄い膜をつくって汚れを浮かすことにより、雨が降るたびに汚れを繰り返し洗い落とすという機能です。新築時の美しい外観を保つことができます。
※マイクロガードは株式会社LIXILの登録商標です。
●高耐久シーリング
シーリングは外壁材の継ぎ目に充填される材料です。シーリングは劣化すると防水機能が低下してしまうだけでなく、白化やひび割れなどが発生して外観も損なわれます。
高耐久シーリングは長期にわたり、美しい外観の維持に貢献します。
外壁材の検討 事前に整理しておきたい、よくある質問(Q&A)
外壁材を選ぶ際はデザインだけでなく、将来のメンテナンスや普及率など、気になる疑問が尽きないものです。ここでは、納得のいく住まいをつくるために、よくある質問をQ&A形式でまとめました。
●外壁材で選ばれやすいのはどれ?
現在、国内で最も選ばれているのは「窯業系サイディング」です。デザインが豊富で好みに合うものを見つけやすく、耐久性やコストパフォーマンスが良いことが人気の理由です。
●目地のシーリングのメンテナンスをするペースはどれくらい?
一般的なシーリングは10年程度でメンテナンスが必要といわれていますが、ニチハでは15年保証の超高耐久シーリング「プラチナシール」をご用意しています。メンテナンスの周期を延ばせれば将来的な維持費の軽減にも繋がります。
●デザイン重視と外壁の性能 両立可能?
もちろんです。淡い色の外壁は、汚れが目立つ傾向があります。しかし、ニチハの製品はリアルな素材感を追求する一方で、セルフクリーニング機能や高耐候塗装も備えています。これにより、デザインを妥協することなく、外壁の寿命を延ばし、長く快適な家を保ちます。
ニチハ公式Instagramの「家の外壁 サイディング メンテナンスQ&A」もご覧ください。
ニチハがご提供する外壁材の紹介
ここでは、優れたデザインと機能を兼ね揃えたニチハの外壁材を紹介します。
紹介するもの以外にも個性的な製品を揃えているので、ぜひご覧になってみてください。
●モエンエクセラード
モエンエクセラード18 Fu-ge60プレミアム「ミラベルストーン調 プレミアム」
モエンエクセラードはバリエーションが多彩な高品質の外壁材です。
再現性の高いリアルな柄表現が特長で、イメージにぴったりの雰囲気を演出します。
超高耐候塗料のプラチナコート(Vシリーズを除く)、セルフクリーニング機能のマイクロガード(一部商品を除く)により、長期にわたって美しさを保つことができます。
●COOL
COOL「イルミオ」
鏡面・マット・目地の立体的な仕上げなどにより、個性的なデザインを実現する外壁材「COOL」。
外壁材の縦方向と横方向の両方を重ね合わせて接合する四方合いじゃくりを採用し、スタイリッシュな外観が特徴です。
モダンエクセラードと同じくプラチナコート、マイクロガードで美しさを持続します。(プラチナコートとマイクロガードは一部商品を除く)
おわりに
異なる4つの種類がそれぞれの特徴を持つ外壁材(サイディング)。
気候風土やライフプランに合った適切な外壁材の選択は長く安心できる暮らしを実現します。
さらに、好みのデザインを見つけられれば、毎日が楽しくなることでしょう。
外壁の掃除方法や汚れを落としやすい外壁ついては下記の記事をご覧ください。
⇒「ファサードを美しく保つ外壁のお掃除方法 雨で汚れを落ちやすくするマイクロガードにも注目!」
防火地域や準防火地域については下記の記事をご覧ください。
⇒「防火地域や準防火地域とは?防耐火性能を備えた外壁材の種類など 家を建てる際に知っておくべきこと」
マイホームを作りたいと思ったときは、まず流れを確認してみましょう。下記の記事もご参照ください。
⇒「家を建てるまでの流れが知りたい! 年収や頭金はどれぐらい必要? 注文住宅の基礎知識」
【記事更新日:2026年1月30日/記事公開日:2023年12月1日】
記事を読んだらクイズに挑戦!
日本の新築戸建て住宅の外壁で最も多く使われているのは、窯業系サイディングである。
正解!
残念...正解は◯でした。
窯業系サイディングは、デザインの豊富さ、耐久性、コストパフォーマンスの良さから、日本の新築戸建て住宅(木造)の80%以上に使われており、圧倒的なシェアを誇ります。




















