
2026.02.16
【連載】家の外観をコンテンポラリースタイルに! 人気のフラット柄とシックな色を生かしたおしゃれな家づくり|カベのアイデア事典 第10回
コンテンポラリースタイルは、流行に左右されにくく愛着を持ち続けられると人気の外観です。その魅力は現代的で洗練されたデザインをベースにしつつ、過度な装飾を避けたシンプルなビジュアルにあります。
そこで、本記事ではコンテンポラリースタイルのメリットや事例に加え、コンテンポラリースタイルで注目したい「フラット柄」なども詳しくご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
「コンテンポラリースタイル」の外観が人気!
コンテンポラリー(contemporary)とは「現代の」という意味で、住宅の外観においては、直線的で無駄のないデザインをベースにした都会的なスタイルを表すことが多いです。装飾を抑えたシンプルなデザインや鮮やか過ぎないシックな外観が特徴です。
コンテンポラリースタイルでは、都会的で洗練された印象を演出するグレーやグレーベージュといった落ち着いた色味が定番かつ人気です。さらに、凹凸の少ないフラット柄なら素材感を活かしたおしゃれな外壁に仕上がります。
コンテンポラリースタイル×フラット柄のメリット
ここでは、フラット柄の外壁をコンテンポラリースタイルに取り入れるメリットを解説します。
・周囲の景観に馴染みやすい
フラット柄の外壁は凹凸が少なく、周囲や街並みに溶け込みやすいのが特徴です。グレーやベージュなどの落ち着いた外壁色を選ぶことにより、モダンでありながらも周囲と馴染みやすい外観に仕上がります。
・シンプルで普遍的なデザイン
コンテンポラリースタイルとフラット柄の組み合わせは、装飾を抑えたシンプルな雰囲気を生み出してくれます。流行のモチーフや主張の強い柄に頼らないデザインで年月が経っても古さを感じにくく、長く愛される外観を実現できるのが魅力です。
また、フラット柄は素材感を引き立て、上質な印象を演出できるのもポイントです。色味や質感でさりげない個性を出せるので、おしゃれな外壁を保ちながら住まい全体の価値を高められます。
コンテンポラリースタイルの外壁におすすめの素材
・窯業系サイディング
窯業系サイディングはデザインのバリエーションが豊富で、フラット柄や石目調などのデザイン、グレーやグレージュといった近年人気となっている色の選択肢が多くあります。シンプルながら洗練されたコンテンポラリースタイルのデザインを豊富なラインアップから実現できるでしょう。
さらに耐候性・耐火性に優れていてメンテナンスの手間も比較的少ないことから、デザイン性と実用性を両立したい場合に特におすすめの外壁材です。
・塗り壁
塗り壁の大きな特徴は、継ぎ目のないフラットで美しい仕上がりです。そのノイズのない外観は、ミニマルさを追求するコンテンポラリースタイルに最適。マットな質感が、住まいにさらなる品格と落ち着きを添えてくれます。
シンプルで上品な印象を持つ塗り壁の素材感が、装飾を抑えながらも存在感のあるファサードを支えます。
・タイル
タイルは高級感と耐久性を兼ね備えた素材で、都会的なコンテンポラリースタイルにマッチします。フラットで目地の整ったタイルを選ぶことにより、シャープで洗練された外観に仕上がります。
また、タイルはメンテナンスの頻度を抑えたい住宅にも適した素材といえます。
⇒「塗り壁の外壁にはどんな種類がある? 土壁、漆喰、モルタル、ジョリパット……サイディングと塗り壁のいいとこ取りの外壁も!」
⇒「家の外観をおしゃれに見せる! ポイントはファサードの素材選び」
コンテンポラリースタイル×フラット柄 外壁をおしゃれにする色は?
ここでは、コンテンポラリースタイル×フラット柄の具体的な事例をご紹介します。
・ブラック
ブラックは光や影で表情が出やすく、コントラストの効いた力強い外観をつくります。スタイリッシュに引き締まったモダンな印象が、素材の質感も際立たせます。
植栽を組み合わせて全体のバランスを整えると、より現代的な外観をつくることができます。
・グレー
グレーのフラット柄は、コンテンポラリースタイルの外装において最も親和性が高いデザインの一つです。洗練された都会的な表情を持ちながら、周囲の景観や異素材とも柔軟に調和します。また、中間色ゆえに汚れが目立ちにくく、長期間にわたって住まいの美しさを維持できる点も大きなメリットです。
・ベージュ
ベージュは柔らかく温かみのある色合いなので、周囲の街並みや緑に馴染みやすいのが特徴です。フラットな柄と組み合わせると、穏やかで上品な外観に仕上がります。明るめの色調を選択すると光をよく反射するため、外観全体の印象を明るくしてくれるのもメリットです。
・グレージュ
グレーの気品とベージュの温もりを兼ね備えたグレージュは、クールさと柔らかさが同居する絶妙なニュアンスカラーです。落ち着きの中に奥行きを感じさせ、住まいにさりげない個性を宿します。濃淡の選び方次第で、都会的にもナチュラルにも表情を変える万能な色合いです。
・ブラウン
ブラウン系の外壁は、木質を思わせる温もりと、素材の深みが漂うシンプルで飽きのこない仕上がりが魅力です。重厚感を演出するなら濃色(ダークブラウン)が最適ですが、全体が重くなりすぎないよう、サッシや周囲の素材とのコントラストを意識することで、より立体感のある洗練された外観に仕上がります。
・ツートンカラー
ベースカラーにアクセントカラーを重ねるツートンスタイルは、外観に豊かな奥行きと立体感をもたらします。例えば「ブラック×グレー」の構成なら、同系色の濃淡がシャープなコントラストを生み、都会的で洗練されたモダンな佇まいを創り出します。
このようにファサードに複数の色を組み合わせる場合はバランス設計が必要となるため、シミュレーションをして検討するのがおすすめです。
ニチハ外観シミュレーションシステム『住まCo』 住宅外観シミュレーションをぜひご利用ください。
外壁の色についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
⇒「外壁の色を決めるときのポイントは? 人気の色やコーディネートも紹介!」
まとめ
コンテンポラリースタイルの外観は、その洗練された佇まいから近年ますます支持を集めています。ブラックやグレーを主役に都会的でシャープな印象に、ベージュやグレージュなら街並みに溶け込む穏やかな美しさに。周囲との調和を考慮しながら、素材感と配色のバランスを整えることで、流行に左右されない、あなただけの「普遍的な美しさ」を形にしてみてはいかがでしょうか。
おしゃれな家にする外壁についてはこちらの記事もぜひご覧ください。
⇒「失敗しない外壁の色選び 人気の色や建物のスタイルに合わせたおすすめの外壁は?」
⇒「玄関ポーチとアルコーブの違いとは? サイディングで彩る「両入隅」のおしゃれな玄関デザイン」
⇒「白い家に住みたい!メリット・デメリットと外観をおしゃれに彩る白いサイディング外壁の事例」

















