金属製外壁材(センターサイディング)のメンテナンス

維持管理の目的

センターサイディング(金属製外壁材)は施工完了後より、太陽光(紫外線)、雨水(酸性雨など)・風雪や激しい寒暖の差といった過酷で多様な自然環境にさらされます。
耐用年数も使用される環境や条件により大きく異なりますが、経年変化による劣化は避けられません。
しかし、適切な維持管理(日常点検とメンテナンス)を行えば、センターサイディングの美観や機能などをより良い状態に保つことができます。
適切なメンテナンスを怠るとセンターサイディングのみならず、建築物そのものの寿命を縮めることになりかねません。
建築物を長持ちさせるためにも、日常的な点検と定期的なメンテナンスを実施することがとても重要になります。

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安全に関するご注意
①お施主様ご自身でセンターサイディングのメンテナンスなどの高所作業は絶対に行わないでください。
②再塗装や補修工事をお施主様ご自身では絶対に行わないでください。
 必ず住宅会社様、工務店様へご相談の上、専門工事業者様にご依頼ください。

日常点検

センターサイディング(金属製外壁材)の維持管理には日常点検が欠かせません。
お施主様ご自身が年1度程度、目視で確認できる範囲で実施してください。
地震や台風などの後にも点検することをおすすめします。ただし、高所作業は大変危険です。絶対に行わないでください。
センターサイディングに気になる変化や不具合などが見つかった場合は、専門業者様へご相談ください。
メンテナンスが必要な場合も専門業者様へご依頼ください。

センターサイディング(金属製外壁材)本体、付属部材の点検方法

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■表面塗装

  • センターサイディング表面の色あせ、サビなどがないか、目視でご確認ください。
  • キズやヘコミなどの損傷がないか、本体・付属部材のズレや外れがないか、
    目視でご確認ください。

■シーリング

  • シーリングの切れ、ひび割れ、剥離などがないか、目視でご確認ください。

日常のお手入れ方法

大気中の塵や埃には、センターサイディング(金属製外壁材)を腐食させる原因となる汚染物質が含まれます。同様に自動車などからの排気ガスや暖房器具の排気に含まれる燃焼ガス、海岸地域では海塩粒子などもセンターサイディングの腐食要素となります。
センターサイディングは表面材に耐食性にすぐれた塗装高耐食GLめっき鋼板を使用しておりますが、長期間にわたり汚染物質が付着した状態のままですと、鋼板の腐食や表面塗膜の耐久性低下やサビの発生などを引き起こす場合があります。
外壁としての機能上は支障はございませんが、美観が損なわれ、場合によってはメンテナンスの時期を早めてしまうこともあります。
汚染物質を取り除き、外観を美しく保つためにも定期的な水洗いを行うことを推奨いたします。
定期的な水洗い

水洗いの方法

センターサイディングについた汚れや埃を洗い落としてください。その際、柔らかい布やスポンジで軽くこすって、洗い流してください。
手の届かないところは、高所用清掃用具をご使用ください。
また水洗いで落ちない汚れなどは中性洗剤を1~2%に希釈して洗浄してください。十分に水洗いをし、乾いた布で水分を拭き取ってください。
水洗いの方法

【注意】
  • 洗剤やアルコール、シンナーなどの有機溶剤は使用しないでください。
  • 酸性またはアルカリ性洗剤、クレンザーなどの研磨剤入り洗剤は使用しないでください。
  • 金属たわし、ワイヤーブラシなどの硬い材質のブラシは使用しないでください。
  • 高圧洗浄機は使用しないでください。
  • 過度に強くこすりすぎないでください。
  • マイクロガード商品については、水洗いのみにしブラシなどでこすらないでください。
注意事項

清掃ポイント

基本的にはセンターサイディング(金属製外壁材)の表面に付着した汚染物質は雨水により流されます。しかし、軒下や庇の下などの雨があたりにくい場所は汚染物質が溜まりやすくなります。
汚れがひどい時は集中的に清掃することをおすすめします。
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建築物の立地条件と清掃回数の目安

より厳しい環境下にある工業地域や海岸地域などでは清掃回数を増やしてください。
また汚れの状況に応じて、清掃回数を増やすことをおすすめします。
清掃回数の目安

推奨塗料メーカーについて

再塗装は以下の塗料メーカーを推奨しております。

推奨塗料メーカー お問い合わせ先
日本ペイント株式会社 お客様センター:03-3740-1120
大日本塗料株式会社 塗料相談室:0120-98-1716
エスケー化研株式会社 072-621-7733(代)