ニュースリリース

1998.11.17

ニュースリリース

中間決算のご報告

当上半期のわが国経済は、昨年来の景気後退局面が続くなか、金融システム不安、世界同時不況への懸念が加わり、個人消費、設備投資などの民間需要の落ち込みに一段と拍車がかかり、景気の低迷状態は極めて深刻となってきました。
当社製品の主要な市場である住宅産業につきましても、雇用環境の悪化と景気先行きに対する不透明感から新設住宅着工戸数が引き続き減少傾向にあり、厳しい状況のうちに推移しました。
また、当社主力製品の窯業系外装材市場も、需要量の落ち込みから需給バランスが崩れたため、競争がますます激化するなど環境は大きく変化しました。これに対処し、当社は営業力の強化、新製品の開発に努めたほか、各部門にわたりコスト、経費の削減に徹するなどあらゆる面で懸命の努力を重ねてまいりました。
しかしながら、売上高は315億42百万円(前年同期比13.6%減)にとどまりました。
また、利益につきましても、売上の減少、競争激化に伴う販売価格の低下などにより、経常利益は10億26百万円(前年同期比71.2%減)、中間利益は6億22百万円(前年同期比66.5%減)と大幅な減益を余儀なくされました。
当期の中間配当金につきましては、1株につき8円(前中間期比2円減)とさせていただきました。