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2021.10.20

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センターサイディングのM型 スマートフラットプレミアムが「2021年度グッドデザイン賞」を受賞

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 ニチハ株式会社(本社:名古屋市、社長:吉岡成充)の「センターサイディング プレミアムシリーズ M型 スマートフラット プレミアム」が2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

 金属製外壁材は、耐震性、断熱性、遮音性等の優位性から、一般的にリフォーム市場を中心に展開されていますが、最近では遮熱機能や耐候性の高さ等の評価に加え、金属ならではの素材感が注目され、シャープなリブ調デザインなどは根強い人気があり、新築市場においてもニーズが高まっています。中でも、市場要求としてニーズが一層高まっている「金属素材の特長を活かしたフラットデザイン」の製品化はクリアすべき課題が多く、具現化が難しい製品でした。しかしながら、この度、製造工程や鋼板の選定、製品規格などの抜本的な見直しにより、最大の課題であった成型段階で発生する歪みや凹み、キズの目立ちやすさ等の解決に至り、金属本来の質感を最大限に引き出しつつ、美しい水平ラインを纏う繊細なマット仕上げのフラット製品の開発に成功いたしました。

 ニチハでは、2012年の「モエンエクセラード16 キャスティングウッド」、2013年の「オフセットサイディング」、2014年の「Fu-ge」、2016年の「COOL」、2018年の「持続的な完全循環型リサイクル事業モデル[窯業系サイディング端材改修リサイクルシステムとプレカットサービス]」に続き、このたび6度目の受賞となります。

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レイキーチャコール

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ブライトグレー

金属特有の質感が魅力のフラットデザイン。

 M型 スマートフラット プレミアムは、業界最厚の18㎜の厚みとジョイント部の溝を最大限深くすることにより、フラットな意匠ながら三次元の重厚な立体感を演出します。芯材にはイソシアヌレートフォームを採用し、耐火性の向上に加え、ノンフロン発泡製法とし、環境へ配慮した製品となっています。ユーザー視点に立ち開発を手掛けた当製品は、ミニマルなデザインと素材本来の力により、設計の自由度を高め、建築の魅力や上質な空間を引き出す建築材料であり、優れたバランスを持つ製品として、高く評価されました。

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審査委員の評価・コメント

 この金属製外壁材は、高精度なリブ形状とその18ミリもの厚みによる深くシャープな目地によって強い立体感を与え、ミニマルながらも繊細で重厚な表情の外壁材である。
 一般的な金属材に多く見られる微細な歪みや凹みといった精度の課題を一掃しつつ、ノンフロン発泡製法による断熱材一体成形である点や軽量で耐震性にも寄与するなど、この製品の優れた点は多い。
 また、その物がミニマルであればある程、些細な寸法やディテール設定が全体へ与える印象やダメージは多大であり、そういった意味でも優れたバランスを持つ製品である。