窯業系外壁材の防耐火性能

ニチハは日本で初めて「防火外壁材」を開発。
業界に先駆けて、柱・梁の合成被覆2時間耐火を取得!

窯業系外壁材の防火性

ニチハは、窯業系サイディングでは世界で初めて『AS5113』に合格。
火災安全性(燃えひろがり性能)への取り組みを強化しています。

『オフセットサイディング』のモエンエクセラードが、オーストラリアの建築ファサードの燃えひろがり試験『AS5113』に合格しました。
世界中で高層建築が増加する一方、2017年のロンドン西部の高層公営住宅が全焼するなど、大規模な火災事故も相次いで発生。英国連邦では外装材の燃えひろがりに関する検査基準を厳格化。オーストラリアでは、外壁に関わる要求性能に従来の「不燃性能」「耐火性能」に加え、『AS5113』の評価制度を制定。
日本でも、「防耐火認定」「不燃材料認定」に続く評価認定として、燃えひろがり試験の議論が始まっています。ニチハは、国内においても多種多様なニーズにお応えしながら、外壁に関わる要求性能を満たす製品開発を推進していきます。

近年に発生した主な高層建築物の火災事故

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木材の特性を活かした「防火外壁材」

「木材は燃える、鉄は燃えない」と言われますが、鉄は火災の際、ある一定の温度を超えると強度が20%以下に落ちてしまうことがあります。
木材は同じ条件下で、表面が炭化し断熱材の特性を備えることで木材の中心部まで熱を伝えにくくし、約80%の力を保つことが確認されています。
この木材の特性を活かして誕生したのが、ニチハの窯業系外壁材(オフセットサイディング)です。

木材炭化イメージ

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厳しい 防・耐火性能試験をクリア

日本住宅性能表示基準で定められている、外壁材の火熱を遮る時間の長さを評価した「火災時の安全に関する耐火等級」。ニチハの窯業系外壁材は最高等級である4等級、または3等級に対応し、不燃材料、準不燃材料として国土交通大臣の認定を受けています。ニチハの外壁材を使用した構造は、優れた火災安全性を有しており、防・耐火構造の国土交通大臣認定を取得しています。 taika4.gif taika3.gif

ニチハ外壁材の対応する耐火等級

耐火等級 延焼の恐れのある部分の
外壁など(開口部以外)にかかわる
火災による火熱を遮る時間の長さ
外壁に
要求される構造
ニチハ対応商品
4 火熱を遮る時間が・・・・・
60分以上
耐火構造・
1時間準耐火構造
COOL、モエンエクセラード(Fu-ge PREMIUM、
グランスペック60 PREMIUM、Fu-ge、オペリア60シリーズ、
グランスペック60、無塗装品)
3 火熱を遮る時間が・・・・・
45分以上
45分準耐火構造 COOL、モエンエクセラード、モエンサイディングS、
モエンサイディング-M、モエンサイディングW
2 火熱を遮る時間が・・・・・
20分以上
防火構造・
準防火構造
COOL、モエンエクセラード、モエンサイディングS、
モエンサイディング-M、モエンサイディングW
1 その他

建築基準法に基づくニチハの防火性能試験

ニチハは様々な条件下で厳しい防火試験を重ね、高い防火性能を誇る商品をお届けしています。
その性能の高さは、各地で起きた火災現場や放火事件において、実証されています。

建築基準法に基づく防火性能試験:隣家からのもらい火を想定して外壁側にバーナーで火をつけ、9本の棒の部分で温度を測定するもので(写真左)、試験中の炉の内部(写真右)は、30分で800℃以上に、1時間では900℃以上になります。

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上位レベルの構造区分で火災保険料を節減

構造区分を上位レベルに設計すると建設コストは増加しますが、火災保険料の節減に繋がります。
構造区分は住宅の完成後には変更できません。建築確認申請を行う時点で決めておく必要があります。
詳しくは住宅会社様、設計事務所様などにご相談ください。

各外壁の防・耐火性能に対する商品の対応表

下表は二チハおよびJTC取得の大臣認定が対象で、告示に例示されている仕様については含まれておりません。

構造区分 外壁の
防・耐火
性能
モエン
アート
COOL
モエンエクセラード
・Fu-ge PREMIUM
・グランスペック60
  PREMIUM
・Fu-ge
・オペリア60シリーズ
・グランスペック60
・無塗装品
モエンエクセラード16
・PREMIUMシリーズ※1
・i-cube
・オペリアシリーズ
・ソルガードプラス
・NOHASシリーズ
・ニューグランドールシリーズI
・Vシリーズ
・標準価格 6,300円/枚(税抜)
 の商品
モエン
サイディングS
モエンサイディング-M
モエンサイディングW
モエンパネル
(モエン大壁工法)
T構造
(耐火)
耐火構造 × △※2 △※2 × ×
1時間準耐火
構造
○※4 × × ×
イ 準耐火
構造
ロ 準耐火構
造・1号準
耐火構造
× △※6 △※6 × ×
ロ 準耐火構
造・2号準
耐火構造
○※4 ×※5
省令準耐火
構造 ※3
H構造
(非耐火)
木造
(上記以外)

※1 Fu-ge PREMIUM、グランスペック60 PREMIUMを除いたPREMIUMシリーズ
※2 鉄骨下地でモエンエクセラードを使用する耐火構造認定仕様の場合。詳しくは外壁1時間耐火構造をご覧ください。
※3 「省令準耐火構造」の詳細な仕様については、住宅金融支援機構などにお問い合わせください。
※4 モエンアート下地材16(ENX101NK、ENX101N)使用の場合のみ対応できます。
※5 モエンサイディング-M・W、モエンパネルは木胴縁が必要な商品ですので、ロ準耐2号には対応できません。鉄骨造木下地として イ 準耐火構造 を適用してください。
※6 プラスター・モエン外壁耐火構造、センチュリー・モエン外壁耐火構造、ダイケン-ニチハ耐火ウォールCは、鉄骨下地を前提とした個別認定となります。基本的にロ 準耐1号への適用は困難です。