マイクロガードの特長
外壁に付着した汚れを雨水で繰り返し落とせる「セルフクリーニング機能」のマイクロガード。
雨が降れば汚れは雨とともに洗い流され、外壁はいつもスッキリ。マイクロガードは、雨の力で外観の美しさを持続させます。
マイクロガードの特長
美しさの実証、12年後もこんなにキレイニチハのマイクロガードは、雨を利用して汚れを洗い落とすので、雨筋汚れにも強く、外壁をいつまでもキレイに保ちます。 |
雨水で汚れを洗い落とす「セルフクリーニング機能」
マイクロガードは、外壁に付着した汚れを雨水で繰り返し落とせる「セルフクリーニング機能」。
親水性の効果で、空気中の水分子を取り込んで外壁表面に薄い水分子膜を作り、汚れを浮かせて雨で洗い落とします。
セルフクリーニングサイクル
外壁の汚れは「都市型汚れ」外壁汚れの約70%は、排気ガスや換気扇などの排気口から出る物質による汚れ、サッシまわりの雨筋汚れなど「都市型汚れ」と言われています。 こうした汚れは水となじみにくい疎水性成分(油など)によって、雨では簡単に洗い流されないという性質を持っています。 |
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都市型汚れの始まりのメカニズム都市型汚れの多くは、雨水が関係しています。空気中のホコリや排気ガスなどの汚れ成分や、壁面にたまった汚れを雨水が巻き込んで壁を伝って流れ出す。 これが汚れの始まりです。 |
マイクロガードの実力
外壁表面が汚れ物質よりも水となじみやすいのがマイクロガードの主成分であるシリカ粒子の特長。
このため、汚れと外壁表面の間に常に水が入り込んで、ばい煙や排気ガスなどの水となじみにくい(疎水性)汚れの付着を防ぎ、雨水にあたると膜表面の汚れを雨水と一緒に洗い流します。これが「セルフクリーニング機能」です。
汚れ落ちの比較
マイクロガードの汚れ落ちのヒミツ
主成分のシリカ粒子の親水性。空気中の水分子を吸着する自己親水性能の高い特殊シリカ(SiO2)の超微粒子。 厚さは約100~300ナノメートル(1ナノメートルは1mの10億分の1)で、シリカ粒子の大きさは1個10~30ナノメートルという微小さです。 |
■表面拡大写真 |
シリカとは:地殻を構成している主要物質。水などの極性分子の吸着力が多く、比較的安価。陶磁器の主原料粘土やガラス、乾燥材として使われているシリカゲルなど、古くから使われてきた物質で、人体に対しても無害です。 |
汚れを落とす親水性
マイクロガード層の表面に均一に広がるシリカ粒子。この最表面についている非常に多くの水酸基(OH)が、空気中の水分子(H2O)を吸着し、表面に薄い水分子の膜を形成することで、静電気が起きにくく、ホコリなどを寄せ付けにくくします。 また、汚れが付いても落ちやすくなる高い親水性能を発揮。いつも水分子膜に守られている外壁。それがマイクロガードなのです。
親水性とは:材料の表面に水が広がる性質のことです。親水性能が高いほど、静電気が起きにくく、空気中のホコリを寄せ付けにくくなります。また汚れが付いても落ちやすくなります。
汚れ落ちのメカニズムをチェック!マイクロガードがよくわかる動画
マイクロガードの特長
日陰でも夜でも防汚効果を発揮
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施工直後から効果を発揮
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プラチナコート(30)+マイクロガード!
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プラチナコート30・プラチナコートによる超高耐候性とマイクロガードの「セルフクリーニング機能」の組み合わせで、防汚性を長期間持続させ、建物の美しさを長く保つことができます。 |
■塗膜構造模式図 |
防藻・防カビ剤を配合
マイクロガードの「セルフクリーニング機能」は、藻・カビに対して充分な洗浄効果を発揮しません。
そのため防藻・防カビ剤を配合し、塗膜表面での藻・カビの生育を抑制しています。※1
※1 防藻・防カビ剤の効果は社内試験結果に基づく比較であり、効果を保証するものではありません。 また、永久的なものでもありません。
マイクロガード品の防汚効果
マイクロガードの防汚効果は以下のとおりです。外壁面のこまめな点検・清掃をお願いします。
汚れの種類 | 防汚効果 |
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排気ガス、ばい煙、ほこり、土汚れ | 効果を発揮します ※2 |
錆、高濃度・高粘度な汚れ | 効果は低くなります |
藻、カビ | 生育を抑制します ※1 |
※2 多量に供給される環境下では効果が発揮されない場合があります。
※「マイクロガード」は株式会社LIXILの登録商標です。
マイクロガード品のラインナップ外壁材
外装部材アウティ木目調PNシリーズGLシリーズ
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