センタールーフの特長

高機能で充実の長期保証、北海道を含む全地域での施工を可能にした金属製屋根材 センタールーフ。
耐震性能、断熱性能、遮熱性能、耐候性能、遮音性能などの優れた性能で、安心&快適な暮らしを支えます。
太陽光パネルの設置も可能です。

センタールーフの構造

耐久性能、断熱性能に優れた三層構造。

遮熱鋼板に断熱材と裏面材を一体成型した、高機能金属製屋根材です。
表面材の塗装高耐食GLめっき鋼板は、一般的な亜鉛めっき鋼板に比べ約3~6倍の寿命があります。

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耐候性能

フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板
超高耐久 横暖ルーフα プレミアムS、超高耐久 横暖ルーフプレミアムS

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1 色あせに強く美しさが長持ち。

フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、促進耐候性試験で優れた塗膜であることが実証。
色あせに強く、長期間にわたって外観を美しく保つことができます。

■促進耐候性試験(メタルウェザー試験)

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2 紫外線より強い分子結合力。

フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、色あせの要因となる紫外線エネルギーを上回る安定した結合エネルギーを持つため、一般的な塗装鋼板より屋根材をしっかりガードすることができます。

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フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、フッ素樹脂とアクリル樹脂が相溶した状態で被膜を形成している鋼板です。

■結合エネルギー比較

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3 抜群の耐候性能で、塗膜の変色・褪色20年保証。


過酷な自然環境にさらされる屋根材は、約5~7年程度で塗膜の劣化が始まり、塗り替えが必要といわれています。
紫外線に強いフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板の期待耐用年数は、25~30年で、変色・褪色20年の長期保証を実現しています。
※保証対象者は住宅会社様です。保証は申請手続きが必要です。

■「フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板」の表面構造

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塗装高耐食GLめっき鋼板
超高耐久 横暖ルーフαS 窯変、超高耐久 横暖ルーフαS、
超高耐久 横暖ルーフS、超高耐久 横暖ルーフS1820

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耐久性能に優れた高耐候の遮熱鋼板。※超高耐久 横暖ルーフαS 窯変を除く

高い耐候性能を発揮する塗装高耐食GLめっき鋼板を採用。
塗膜のヒビ、割れ、剥がれが著しく目立たないことを15年間保証しています。

■促進耐候性試験(メタルウェザー試験)

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断熱性能

断熱材(硬質ウレタンフォーム)との一体成型による高い断熱性能。

遮熱機能付きの鋼板と断熱材の一体成型により、他の屋根材にはない抜群の断熱性能を発揮します。
屋外からの熱を遮断するので、室内の冷房効果を逃さず、夏涼しく快適な環境を実現します。

■屋根材の断熱性能比較(単体)

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遮熱性能

1 遮熱鋼板が屋内への熱の侵入を軽減。

遮熱機能付きの塗装高耐食GLめっき鋼板が、太陽光に含まれる熱エネルギーに変換されやすい赤外線を反射させることで、日射による鋼板温度の上昇を抑制し、屋内への熱の侵入を軽減します。

■遮断イメージ

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2 優れた遮熱性能。

一般的な鋼板と超高耐久 横暖ルーフの遮熱鋼板の鋼板裏面温度を比較すると約12℃の温度差があり、屋内温度の上昇を大幅に軽減する効果が見込めます。

■一般的な鋼板と遮熱鋼板の鋼板裏面温度差 簡易試験結果

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試験方法:室温18~19℃で製品から20㎝の位置に光源(ハロゲンランプ)を設置し60分間比較(当社試験)
試験体:一般的な塗装高耐食GLめっき鋼板(ブラック)、超高耐久 横暖ルーフα S(KブラックS)

超高耐久 横暖ルーフは一般的な鋼板と比べて日射反射率が高く、太陽エネルギーを吸収しにくいことがわかります。
特に屋根で人気のブラックとブラウンの2色で、高い効果を発揮します。

■一般的な鋼板と遮熱鋼板の日射反射率(当社試験測定データ)

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試験体:一般的な鋼板(ブラック、ブラウン、グリーン)
超高耐久 横暖ルーフαS、超高耐久 横暖ルーフS(KブラックS、KブラウンS、KグリーンS)

日射反射率の試験波長はJIS G 3322に基づき780~2,500nmで行っています。
日射反射率とは、太陽エネルギーのうち反射される光エネルギーの割合であり、遮熱効果は日射反射率の大きさにより表すことができます。

耐震性能

約5㎏/㎡の超軽量設計で地震による揺れを軽減。

地震による建物の揺れを軽減するには、屋根重量を軽くし建物の重心を低くすることが一般的に有効とされています。
超高耐久 横暖ルーフの重量は、粘土瓦の約1/10、化粧スレート系屋根材の約1/4。
例えば、瓦屋根から超高耐久 横暖ルーフに葺き替えた場合、耐震性能は約30%もアップします。

■屋根材別重量比較(延べ床面積50坪、屋根面積100㎡の2階建てを想定)※当社計算値

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遮音性能(雨音)

硬質ウレタンフォームの一体成型で雨音を軽減。

塗装高耐食GLめっき鋼板と硬質ウレタンフォームの一体成型により遮音性能をアップ。
豪雨の場合でも、屋外の雨音を室内ではささやき声程の音に低減します。

試験条件:水量750ℓ/hr
天井グラスウールマット 16k25mm+
化粧せっこうボード9mmを使用

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防火性能

隣家からの火災被害を低減。

飛び火性能試験に合格。準防火地域、法22条地域における新築での使用が可能です。

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防水性能

降水量230mm/h、風速 30m/sでも漏水なし。

(当社社内試験値)

防水性能に優れた独自形状。
流れ方向は折り返し4重防水構造、横つなぎは防水リブを4重に配置しています。

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充実の長期保証

抜群の耐久性能で長期間安心。

過酷な自然環境にさらされる屋根。センタールーフの塗装高耐食GLめっき鋼板は、従来品よりも塗膜とめっき層をより強化しているのでサビにも強く、安心してご使用いただけます。

保証種類
対象製品
超高耐久 横暖ルーフα プレミアムS
超高耐久 横暖ルーフ プレミアムS
超高耐久 横暖ルーフα S窯変
超高耐久 横暖ルーフα S

超高耐久 横暖ルーフS
超高耐久 横暖ルーフS 1820
塗膜の白亜化・塗膜の変色・褪色 20年 --
塗膜のヒビ・割れ・剥がれ 20年 15年
赤錆 20年
穴あき 25年
免責範囲 海岸から500m未満の地域、および塩害地域

※保証対象者は住宅会社様です。保証は申請手続きが必要です。

リフォームに最適

超軽量設計で「重ね葺き工法」に最適。

超高耐久 横暖ルーフは、1㎡あたり約5kgの超軽量設計で、建物への負担を軽減。
既存の屋根を囲い込む「重ね葺き工法」なら、既存のスレート系屋根材のリフォームに最適です。
※建物の状態によっては、「重ね葺き工法」が使えない場合もございます。

■重ね葺き工法のメリット
1 住みながらの工事が可能
2 既存の屋根材を剥がさないため
 ・屋根が二重になり、断熱、遮熱効果が向上
 ・解体、除去費用が必要ない(※一部部材の撤去費用は発生します。)
3 大幅なイメージチェンジが可能

■重ね葺き工法断面図

重ね葺き工法断面図

既存のスレート系屋根材を解体・除去せずそのまま囲い込む、「超高耐久 横暖ルーフ」のリフォーム。
既存屋根材が石綿含有建材の場合、建築物等の解体工事における各種法令を遵守し、適切に対応してください。下葺材は、ニチハ『あんしん』屋根カバー工法で施工してください。